2023/01/22
椎間板ヘルニアが発症したとき、まさか手術が必要になるほど悪化するとは思っていませんでした。
しかし、初めに症状が出た時から2週間でかなり進行してしまい、もう手術するしかないのかもと覚悟。
ネットで調べた感じでは、はちの症状からグレード2から3ぐらいかなと思っていましたが、検査をしていただいたら実際にはグレード4。
思った以上に急に進行していました。
症状の重さは見た目や動きだけでは決まらず、やはりMRIで内部がどのような状態かを見きわめないと手術を選ぶべきかの判断はできないかなと思いました。
グレード3までは内科治療と外科治療(手術)での治る確率はそれほどちがいがないようなのですが、これがグレード4まで進んでしまうと内科治療での回復の確率はかなり低くなるようです。
検査と手術で2回も全身麻酔をしたこと、そして手術で痛い思いをしてはちの身体にも負担が大きかったと思います。
11日間もの入院で、寂しい思いもさせてしまいました。
帰って来たら、今まで以上に一緒の時間をすごしたいと思いました。
手術から5週間、11月11日のはち。歩けるようになって本当に良かった。
そして、今回のことがあって痛切に感じた事。
よくよくこれまでの生活を考えると、これをさせてはいけなかった。
ということがたくさんありました。
去年までは普通に2階までの階段を昇ったり降りたりしていましたし、9月半ばに後ろ足の異変に気付くまで、庭の段差や高さ30cmほどのはち用のベッドへの乗り降りも自分でジャンプ。
どちらも、できてるからまだ元気! と思っていました。
そんな日常の問題ないと思っていた事が、実際にはシニアのはちの体に負担をかけていたんですね。
「できるけど、させない方がいい」という事を初めて知りました。
これは飼い主の勉強不足でした。
もっと気をつけていたら、はちにこんなに痛い思いをさせずにすんだのにと後悔しました。
それと、しつけについても考えました。
普段からクレートに入る事を嫌がらないようにしておけば、発症してすぐの自宅でのケージレストが可能だったと思います。
人間なら、じっとしておかないと治るのが遅くなるという事が理解できても、わんこはそうはいきません。
普段からクレートでじっとしておけるように育てることができていたなら、少しはちがっていたのかなと思いました。
もちろんケージレストが出来たからといって必ずしも良くなるとはかぎらないでしょう。
でも、こんな症状が起きたとき、初期のうちにきちんと飼い主が対処できるかどうか、そこで違いが出てくる事はあると思います。
もちろん公共の場でも、飼い主のコマンドを理解できる子であってくれるにこしたことはないですよね。
今更ながら遅いのですが・・・(^^;)
それともうひとつ、今回、初めての病院を受診して知る事になったことを少々。
今までお世話になっていた病院は、ペット保険アニコムが会計時に使えて支払いもカードでよかったので、それを当たり前のように思っていたのですが・・・
今回検査をしていただいた病院はその場では保険は使えず後で請求するかたちになるようで、支払いもカードは使えず現金のみでした。
初めに病院に着いた時、たまたま診察が終わった方が受付で支払いをされていたのですが、カード支払いができないと聞いて、お金をおろしにいかれていました。
検査に入る前、先生に「○万〜○万くらいになりますが、場合によっては必要な検査や処置が増えるかもしれないので、それによって加算されます」と教えていただきました。
つい数ヶ月前に私自身が腹部MRI検査をし、人間は3割負担でこの金額だったから、わんこは全額負担でもその3倍ちょいぐらいかな〜なんて考えていたのですが、
読みが甘かった・・・
人間と違って、わんこは全身麻酔をしないと検査できないから麻酔も必要ですし、今回CT検査もありました。
(※その病院が高額という意味ではありません、読みが甘かったのです)
事前にちゃんと調べていなかったので、用意していたお金ではギリギリかも・・・
追加で別の検査が必要になったら足りない可能性も出てきました。
とりあえず、前の方のお会計を見てカードが使えないのも分かったので、私たちは検査が終わるまでにATMに行く事ができましたし、
追加の検査や処置もなかったので、はじめにうかがっていた分でおさまりました。
もしや、みなさんご存知なのかもしれませんが・・・
事前にきちんと把握しておかないと、あわててしまいますよね(^^;)
いろんなことを考えた9月半ばからの2ヶ月でした。
はちは今、12歳7ヶ月。
無理させないように、これからの体調の変化を見落とさないように、
今まで以上に注意深く見て行こうと思います。